今日は朝からまつ毛パーマに行き、素敵shopがひしめく街並みを楽しく突っ切って家路につく予定でした。
が、ふと気づいたら私はジーナシスにいた。
「最近のジーナシスは攻めてるから、「わぁ、かわいい。けど私が色々なコーデで着こなすには難しそうだな。」と思えるでしょう、だって、この前もその前もそうだったから。」
と自信満々だったのに、今日はあっさり撃沈、ものの10分でジーナに1万7千円も貢いで帰宅することになったのでした。
私は自分の事を、「微力ながらも経済回しが上手な女」だと思うことにしている。
人生で何度も言われたこと
購入したもののひとつがこのワンピース。
引用https://www.dot-st.com/jeanasis/disp/item/984733/?COLOR_CD=12
今のところECサイトではレビュー0件なのが不思議なんだけど、
・カジュアルなワンピースが好き
・最近よく見るワークテイスト?のワンピース、見てたらかわいいけど、自分の求めている丈に満たなかったり、いかにもミリタリー、カジュアルさ満点って感じのものが多い
と思っていた私の心にぶっ刺さったのでした。
168cm近くでも安心のマキシ丈だったよ。長さ調節可能だからって肩紐延ばしたら胸の位置が低くなる、なんてこともなくて良き。
ここからが本題で、試着をさせてもらったんだけど、黒とグレーで迷ったわけ。
安定の黒。
ありそうであまり見ない綺麗なグレー。
こういう時は店員さんに相談するのが1番なので、
「色で迷って、どっちがいいですかねー。」と聞いたら、
「色悩みますよねー!~省略~ でも、グレーがお客様の柔らかい感じに合っているかなと思います(^^)」
……また言われたわ、このワード。
や
わ
ら
か
い。
お・も・て・な・し を思い出すね。
普通に「あはっ。柔らかいですか~!」とか言った気がするんだけど、内心「あぁ、また言われたなぁ」と思ったよ。
と言うと嫌な気持ちになったような書き方だけど、そうではない。
ただただ、
「あぁ、やっぱり傍から見て自分ってそう見えるんだなぁ」
「また“柔らか”を裏付ける証拠がひとつ増えたわぁ」
と思ったのでした。
少し前に別のアパレルショップでお買い物した時も、アイボリーと黒で迷ってたら店員さんが言って下さったのだよね。
「お客様の雰囲気に合うのはアイボリー、あえてかっこよくいきたいなら黒ですね。」
と。
一緒に行った友人も、横で「うんうん(^^)」と頷いていました。
客観視点を腹落ちさせるのは難しい問題
昨日の記事と通ずる事でもあるんだけど、もしこの記事を私の身近な人が読んだら「ええーーー!」って思うかもしれないけれど、私は自分の事を、人からそんなに度々言われる程
やわらかい
優しそう
話しかけやすそう
おとなしそう
な雰囲気だとは思っていないのです。
かっこいい
怖そう
近寄りがたい
派手
そんな感じではないのは十分わかっておる。
だけど、そんなにそんなに言われるほど柔らかオーラが出ているんだろうか。
何度言われても実感が湧かない。
22歳頃、目の周り黒っぽいメイクにギャルっぽい服装で、高いヒールで175cmくらいになりながら、耳にはイヤホンで早歩きして、他にも人は沢山いたのに道を聞かれた事もある。
自分的に人生で1番近寄りがたい自分だったはずの時まで柔らかオーラが出ていたのかしら。
恐るべし、私らしさ。
もしくはただ芋っぽかっただけの可能性。
でもやっぱり実感としては分からない。
そんなに柔らかそうですか?とその辺の人に聞いて回りたい。
見た目、仕草、喋り方あたりでそう見えてるんだろうけど…思考として色々考えはできるし、頭で理解して納得もしてるんだけど、自分の印象って自分で完全に客観的に体感できるわけじゃないから、いつになっても言われる度に、
「はぁ~さいですかぁ。」
とどこか他人事のような気分になるのでした。
主観を広げてくれるのは
と同時に、アパレル店員さんであれ、周囲の人とのふとした出来事、言われた言葉であれ、人から自分への素直な印象を伝えてもらえるのは、すごく有難いし勉強になるって改めて思った。
そういう言葉ひとつひとつが無かったら、もしかしたら私は今頃“都会的クールレディ(勘違い)”になっていたかもしれないし、クローゼットの中は真っ黒だったかもしれない。
「私にかわいいものは似合わないし、かわいくもなれない」って思っていた時期が長かったから。
自分の中の譲れない芯のようなものは大切にするし、迷うことなく黒が欲しい時は黒を買うけれど、迷った時に可能性を示して後押ししてくれたり、視野を広げてくれるのは、自分の頭の外の意見=愛のある他人が言ってくれることだなぁ、と思ったのでした。
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