HSPさんにおすすめの本

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今日はインスタライブで「HSP」についてお喋りしました。
その中で7冊ほど書籍の紹介もしてみたので、ここにまとめておきます。

紹介したのはタイトルに「HSP」とついているものだけではないので、どこか生きづらさを感じたことがある人、自分の取り扱い方の糸口を探している人などもどうぞ。

目次

『「繊細な人」の心がすーっと楽になるヒント』

こちらは2020年に出版されたムック本なので、今はもうあまり取扱いがないかも。
この記事を書いている時点で、アマゾンも新品は残り1点だわ。(中古本はもうちょいある。)

HSPの特性が分かりやすく、でもしっかりまとめられているし、「私はHSP」と知ったその先の自分との付き合い方も書かれています。

なんせ、「読みやすいけど大事なポイントがぎゅぎゅっと詰まっている」ところが推しポイント。
HSPのこと「知ってみたいな」と思った時、「色んな人の色んな発信を見てとりあえずHSPについてなんとなくは分かっているけど、もうちょっとしっかり掴みたい」って人におすすめ。

『「繊細さん」の幸せリスト』

こちらの本は、今日一緒にインスタライブでお喋りしてくれた私の友人も持っているそう。

繊細だからこそ感じられる幸せって、沢山あるんだよ。

自分の性質、「扱いづらいなぁ」っていくらでも嘆いていい。
だけど、諦めないで。
悩みの種を幸せの花に変えていこう。

一緒に。

『ひといちばい敏感なあなたが人を愛するとき』

著者のアーロンさんこそ、まさに「HSP」という概念の生みの親。
「HSP」って、私が生まれた1991年に提唱されたらしい。

アーロンさんの書かれた本は他にも沢山あるからぜひ調べてみてほしいんだけど、こちらはHSPさんが幸せな恋愛・パートナーシップを育むための本。
と言っても人間関係全般に対して大切なことが書かれている気がしました。

HSPに限らず、人間の悩みの種の多くは、他人の存在から生まれてる。
それなのに、人と関わる事を避けては通れないし、人生に大きな喜びをもたらしてくれるのもまた、そんなうっとおしい“他人”だったりする。

人一倍敏感な私のままで、誰かと絆を結べたらいいよね。

『HSPのための漢方生活』

HSPの人に多く見られる心身の不調に対して、中医学の観点からの解説、対処法を教えてくれる本。

色んな刺激が多く深く内側に入っていくHSPさんは、心だけでなく身体も敏感だったり、体調も変わりやすかったりするのでは。

内容としては正直、あえて「HSP」という言葉を用いる必然性はよくわからない部分もあったりする。
だから逆に言うと、何か心身に不調のある人はみんな読んでみても面白いと思う。

HSPの基本的な性質を知りながら、自身のセルフケアに役立ててみてね。

『ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた』

昔の私は、赤から鍋食べてカラオケ行って男性になぐさめてもらえば元気になれるって思ってた。

でも、それは違ったんだよね。
いや、違うわけでもないけれど、それだけでは解決しなかったり、一瞬良い気分になった代償は大きかったり。

自分なりのストレス解消法を持っていることは大切だけれど、加えてこういう「ストレス解消図鑑」的なものをひとつ持っているとさらに良いなと思う。

『しんどい心にさようなら』

著者を知ったのはInstagramから。
人の心についての投稿が分かりやすくて、自分に当てはまることも、当てはまらないことも興味深く見ていたところ、こちらの本を出版されました。

「ついこう考えてしまう」という思考や感情の癖がどこからやってきたものなのか、どのように対処したらいいのか、解きほぐしていったらいいのか。
55パターンの「しんどい心」を読みながら、自分の心の解像度も上がっていくはず。

『私は私のままで生きることにした』

今見たら、「3年連続ベストセラー!」という帯がついていました。

韓国の作家さんが書かれたもので、本屋さんで平積みされているのを見た事がある人も多いのでは。

書いてあることはシンプル。そして本質的。
だけど、“便利”や“情報”に流されてしまう現代の私たちにとってはどれも大切なこと。

ひとつひとつのテーマのほとんどが具体的なエピソードから語られるので、抽象的な表現を捉えるのが苦手な人にもとっつきやすいかもしれない。

自分の人生、何を大切に生きていったらいいんだろう?

私が私らしく生きていくには?

そんな問いを持ったことがある人は読んでみてね。

終わりに

インスタライブでも話したんだけど、私がHSPという概念に出会ったのは今から13、14年前くらいのこと。

小学生の頃から感じていた「生きづらさ」。その答えを求めてネットの海を彷徨っていたある日、2ちゃんねるの中で出会ったのです。
いばら茂る森の道を歩いているような感覚だったその当時、「HSP」に出くわした時の感情は忘れもしません。

私の生きづらさに名前がついている。

名前がついているってことは、他にも仲間がいるってこと。

名前がついているってことは、こんな自分でもこの世に存在していて良いってこと。


すごく救われる思いがした。

だけど、当時はまだHSPという言葉は今ほど世間に浸透していない時。

「名前はついていたけど、この先どうしたら良いんだろうな。」

と再び途方に暮れるのにそう時間はかかりませんでした。

あれから10年以上の月日が経ち、HSPという言葉は当時よりも世に広まり、なんだかよく分からないHSPビジネスも沢山見るようになったけど、同時に
「私がこれまで悩んできたことって、HSPだったからなのかな…?」
と気づき始める人も増えてきた。

そう、あの頃の私のように。

そんな今だからこそHSPを語る意味があるのかな、と思い、今日はHSP仲間のお友達とライブをしてみたのでした。

近頃は、自分がHSPという事はほとんど忘れて過ごしているほど快適な日々を送っています。
だけどそれは、単なるラッキーの積み重なりで得たものなんかじゃない。
「どうしたら良いんだろう。」と途方に暮れながらも、

「それでも私は「自分らしさ」を諦めずに生きていきたい。」

という信念を捨てなかったからたどり着けたんだ。

そして、今だってたどり着いたのはゴールではなく中間地点だと思っています。

私のゴールは、自分ひとりでぶっちぎりの1位をとることじゃない。

みんなと一緒に、自分の弱さを力に変えて生きていけたらいいな。

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この記事を書いた人

ちぃ 島根出身 兵庫県在住 91年生まれ

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