「好き」で寄付

今日は、お気に入りのバッグとともに、3年以上秘密にしてきたことを暴露してみようと思います。

というのはちょっと嘘です。特に話す機会もないから誰にも言っていなかっただけで、別に秘密にしていたわけではありません。寒い季節がやってきたので書いてみようかなと思いました。
私もまだ探り探りの状態で行っていることで、ただの自己満足かなぁ、偽善かなぁ、と思い悩むこともよくあります。

目次

褒められバッグの秘密

冬になるとファーアイテムを使いたくなる!そんな気分を満たしてくれるお気に入りのエコファーバッグ。

持っていると高確率で「かわいいね!」と言ってもらえます。キノコのようなフォルムがかわいいけれど、ファーを表に出さずに使用することも可能。
ただのバッグと言えばただのバッグだけれど、このアイテムの背景を少し語らせてくださいな。

バッグの制作者

こちらのバッグは、MUSÉE(現在、ブランド名をwaftに変えています。)というブランドのお店でたまたま発見して、「可愛すぎるだろーー!」と手にとったのが出会い。
CLOUDYというブランドとのコラボバッグで、アフリカのお母さんたちが一つ一つ手作りで制作されたものだそう。
バッグについている「8 MEALS FOR AFRICA」と書かれたワッペンは、「1個の売上につき、ガーナの学校に、8食の給食が支給されるよー。」いう意味なんだとか。

みんなで幸せになりたい

ここからはバッグではなく私自身の話。

ちょうど4年程前に、紆余曲折を経て、
「顔タイプ診断を仕事にしてみよう。」
と決めました。その後更に紆余曲折を経て、顔タイプ診断は無期限休止にすることを最近決めました。

顔タイプの資格をとって診断の練習をするだけじゃなくて、他にも外見にまつわる色んな事を勉強したし、個人事業主として開業するための準備や勉強もしたし、

診断を受けたいと思う人たちはきっと、自分の顔タイプを知りたいんじゃなくて、顔タイプを知ったその先にある更なる幸せが欲しいんだろうな。多分。


とも思ったから、脳科学も心理学もスピリチュアルも何でもありで、色んな考え方を学んだりしてみました。自分なりに。

そうやって色んなことを知っていくうちに、なんかもっとこう、どうやったら人類みんなが幸せに生きていけるんだろう、ということをすごく考えるようになった。

顔タイプ診断で人の役に立って、お客さまに何かしらのHAPPYをお渡しできたらいいな、って思う。
だけど、これって私の力では、日本人の中のごくごく限られた人相手にしかできない。
しかも、顔タイプ診断を受ける人って、基本的には0や1、2など、元々持っているものをさらにプラスにしたい人たちだろう。マイナスの人たちや、自分から遠い存在の人たちのことは、知らんぷりして見ないふりして生きていくのか。


って思いました。
※何を持って「マイナス」と言うのかは難しいところで、私が勝手に決めつけて良いものではないけれど、ここではあまり深く考えずに読んでおいてください。

はじめの一歩


開業準備をしているうちにそう思うようになり、今できることを考えた結果、ちょこちょこと、無理のない範囲でどこかに寄付をするようになりました。

最初の最初は、国内の災害に遭った地域の市役所に、Amazonで物資を送ってみました。
何を送るのが良いのか、と自分なりに調べて考えて送ったけれど、お役に立てたのかはわからない。せめて邪魔にはなっていないといいなぁ、と願いながら。
私が勉強不足なだけかもしれないけれど、これが寄付の難しいところだな、といつも思う。物を送るにしてもお金を送るにしても。

その後もどこかで災害が起きたら、寄付先や支援物資の送り先が分かり、心身に余力がある時には、何かできることをする、ということを細々と続けています。

正解が分からない

ロシアとウクライナのあれこれが始まった時も、少額のお金をお送りしてみました。
けれど、そういうお金は結局武器に変わる、ということをネットの何かで見て、その可能性を特に考えなかった自分って本当に平和ボケして浅はかだったなぁ、と思った。
だけど、じゃあ武器に変わるのはいけないことなのか、知っていたら何もしなかったのか、どうしたら良かったのか、どうしたら良いのか分からなくなって、ずっと悶々と考えていました。
私の送ったお金が本当に武器に変わったのかは知る由もないけれど、自分にできる行動の正解は未だにわかりません。

私の善意は誰かの迷惑かもしれない

こんな風にして、良かれと思ってやったことが裏目に出たりすることもあるから、支援や寄付って難しい。
古着の寄付も、助けるどころか現地の人たちの足を引っ張っていること、だんだん知られてきているよね。

今の私ができることは、支援団体や寄付したお金の行き先を考えてからお金を送ることだけど、それもどこまでちゃんと見極められているのかはわからない。
その会社や団体のポリシーで言われていることと、実際が乖離していることもあるから。

自分の無力さと向き合い続ける

だから、何か寄付をする度に、

みんなで幸せになりたい。そのために、自己犠牲ではない方法で、自分にできることをしよう。

という気持ちと、

本当にこれでいいんだろうか。恵まれた場所にいる私の短絡的な行動が、誰かの生活の足を引っ張ったりはしないだろうか。

という気持ちにいつも挟まれている気がする。

だけど、これで寄付をやめてしまうのも嫌だから、自分なりにでも調べて行う、色んな思いに苛まれながらも続ける、それが今の私に最低限できることかなぁ、と思うのでした。

災害時だけじゃなく、子供や女性、動物の生活支援になるような活動団体へ、国内海外問わず少額のお金を寄付したり、署名したりすることも細々と続けてみています。細々とね。

褒められバッグから言いたかったこと

私の考えすぎた脳内をそのまま垂れ流しにしてしまったせいで、なんだか暗く、小難しくなってしまいました。
考えることは大事だけれど、色んな可能性を考えだしたらキリがなくて。
もし、ここまで読んで、寄付に興味が湧いた人がいたら伝えたい事は、無責任に短絡的なおせっかいをすれば良い、というわけではもちろんないが、とりあえず自分にできる事をやってみたらいいと思うの。

ときめきが誰かの役に立つかもしれない

最近は「売上金額の一部をどこぞの団体に寄付します」と謳っているブランドや商品も多い。
信頼できる寄付先を探すなんて難しい、という人も、これなら「素敵だな」と思った商品を買うだけで誰かの支援ができるから、けっこうおすすめです。
自分のお買い物で、自分を含めた色んな人が幸せになるかもしれない、ってなんかいい。

「好き」で寄付できるリンク少し

最後に、自分の「素敵だな」と思う気持ちで寄付ができるリンクを少しだけ貼っておきます。

CLOUDY
わざとトップではないページのリンクを貼っています。
最初にお話ししていたバッグのブランド。
今見たら可愛いバッグが沢山ありました。(服もあるよ。)

eight
わざとトップではないページのリンクを貼っています。
こちらは、お香やキャンドルなどの雑貨を扱うブランド。
商品ひとつひとつに込められた意味やストーリーも素敵です。

ブックサンタ
こちらは、私がやってみたいなと思っているもの。
手元に商品は残らないけれど、私の好きな「本」を贈れるということで気になっています。

おわりに

冒頭に書いたように、私自身も手探りだし、本当にちょっとしたことしかやってないので、何も偉そうなことは言えません。
でも、「みんな一緒に幸せになりてぇなぁ。」と思っているのは本当。
自分にできる事で、世の中を0.0000000001%でも、よりよい感じにしていきたい所存です。
そんな気持ちで、今日のブログも書いてみました。

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この記事を書いた人

ちぃ 島根出身 兵庫県在住 91年生まれ

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