姫路市立美術館 チームラボ展に行ってきた

友人に誘ってもらって、兵庫県は姫路市立美術館で行われている、チームラボの展示を見に行ってきました。
今日の記事は、写真・動画多めです。

この日は空の青さもとても綺麗でした

目次

初めての姫路市立美術館

姫路市立美術館には、この日初めて行きました。
姫路城を突っ切っていった奥にある美術館で、徒歩だと姫路駅からもけっこう歩く。
グーグルマップでは、JR姫路駅から徒歩24分、美術館のサイトでは、徒歩20分と記載あり。
実際に歩いた体感では、私はグーグル推しです。
バスや車など、徒歩以外の行き方の人はこちらをどうぞ。

↑徒歩の良いところは、こんな風に姫路城を間近に臨みながら美術館に向かえるところ。

↑どうでもいい話だけど、私の地元にある松江城では、お城をぐるっと囲むお堀があります。
家も学校もお堀の近くで、堀とともに生きてきた18年間だったので、どっかの城に行った時にはついお堀に注目してしまうのですが、姫路城にも良い眺めの場所がありました。

そんな話をしているうちに、姫路市立美術館へ到着。

めっちゃ気持ちがいいし、謎のCute girlsも最高。写真とは別の場所にもいた。

チームラボ 無限の連続の中の存在

早速チームラボ展へ!
アートに言葉は不要、ここからは一旦文字をつぐみます。
※動画見る方、音量注意

私なりの美術鑑賞法と感想

一部、思いっきり他のお客さんの全顔が映っているものがあったので、それ以外を載せました。

動画を見ても伝わることはあると思うけれど、カメラでとらえきれていないニュアンスも沢山あるでしょう。
そして、こういう没入型アートは特に、実際にその場で体験してみてこそ、作品を味わえるものだと思うので、気になった人は是非行ってみてね。
後で詳細書きますが、2024.1.21(日)までだそうです。

鑑賞のこだわり

私は美術館に行く時、作品を見る時、自分が芸術への造詣が深くないことを逆手にとって、まずはできる限り前情報を入れずに行って楽しむ派です。
自分の思うままに、作品を見て自由に感じることが楽しいから。
そして、後で作品解説を見た時に、自分がとらえたことが制作者の意図を汲めているとなんだか嬉しいから。
汲めていなくても「はーん、なるほどねー。」「うわ、それは気づかんかった!」と発見があって楽しいから。

なので、今回のチームラボのタイトル、『無限の連続の中の存在』も、頭に入れないように流し見。
美術館が書いてくれている概要や見どころも、目に入れずに行きました。
先に情報を入れたいか、後で情報をみたいか、これは人それぞれ好みがありそうだね。
自分が楽しいのが一番。

作品を体感して ~情報量に惑わされた前半~

冷静に考えて、作品の中に入って一体化できるってすごいことだ。最初に思いついた人、誰。

このチームラボの空間、入った瞬間作品の光以外本気の真っ暗で。
暗闇で平衡感覚をすぐ失う私にとって、まずはこの闇に打ち勝つことが先決。
入ってすぐにあった炎のアートは、
「は、何だこの火。そんなことより、我にもっと明るさを!酔う!!!!」
と、光を求めてとっととスルーしてしまったのでした。

そして、次にあったちょうちょ、そしてその次のお花たち。
手を当てると蝶が集ってくる仕掛けであったり、色の数であったり花の種類や数であったり、情報量が多くて、圧倒された。
仕掛けがすごい、かわいい、きれい、ぬるぬる花が咲いては枯れる、感じるよりも、情報を受け止めることで精いっぱい。

「やばい、チームラボが何を伝えたいのか、全く分からずに終わる気がする…!!」
一抹の不安を覚えた瞬間でした。

作品を体感して ~全てのピースが繋がった後半~

最後の方、暗闇の中で白い線が生まれては消え、を繰り返す作品を眺めていると、

・生まれては消え、生まれては消えの繰り返し

・それぞれの者が、物が、描いては消える線で世界が作られている

・どんな場所で生まれて、どんな線になって、どんな線と出会って、何を形作っていくんだろう

なんてことを思ったりして。

そして、この線たちを動画におさめようと鏡の前でカメラを回したら、流れのなかに自分も溶け込んでいることに気付いた。

・どこまでが自分なのか、何が自分なのかわからない

・自分も“繰り返し”のなかのひとつ

・全ても 自分も 光であり闇

「…この展示って、こういうことなのかな。」
と思いながら、(展示室から出るには、再び入り口に戻る形だったので)来た道を引き返していると、なるほど。
“情報量が圧倒的だった作品たち”は、変わらずそこにありながらも、さっきとは全く違った姿を私に見せてくれたのでした。

展示や作品のテーマ

部屋を出て、この展示や作品ごとのテーマを見てみると、

チームラボ 無限の連続の中の存在

A 憑依する炎

B 群蝶、儚い命

C 永遠の今の中で連続する生と死、コントロールできないけれでも共に生きる

D Dissipative Figures-1000 Birds,Light in Dark

E Matter is Void-Fog こちらはこの記事に載せていない作品

ということでした。
少しはチームラボさんの意図を汲めたかも。しれない。

気になる人はぜひ行ってみてください。
私とは全然違う感想を持てるかもしれない。
自由に色んな見方で楽しむことができるのも、芸術の持つ面白さのひとつ。

美術館、展示の詳細はこちらから

姫路市立美術館
〒670-0012 姫路市本町68番地25 姫路城東側
079-222-2288

チームラボ展は2023.10.21(土)~2024.1.21(日)まで

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この記事を書いた人

ちぃ 島根出身 兵庫県在住 91年生まれ

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