めっちゃ好きな漫画見つけた。
特攻隊×BLです。
BL漫画『蛍火艶夜』
はじめにひとつ言うと。
18禁なシーンがわりと濃厚なので、初BLがこちらだとちょっとびっくりする人もいるかもしれない。 絵のタッチも好みが分かれるかも?
(私は好き。ストーリーと絵柄がすごく合ってるなと思う。)
何故か目が覚めてしまったAM5:30。
二度寝できずにインスタを徘徊していたら、こちらの漫画の広告が出てきて、そのままKindleで購入してしまった。
朝っぱらから布団の中で号泣。
鼻が詰まって息ができない。
いや、切なすぎて、鼻が詰まる前からどこか息苦しかったわ。
生と死、劣情、性欲、愛欲、慕情、頭の病気。
ストーリーを全部読み切ったら、カバーをとってみてね。(Kindleにも、最後の最後に入ってます)
新たに気づいてしまった、BLがなんだか好きな理由
私にとってBLというジャンルは、突進していくほどではないけれど、なんか気になって、なんか好きであるもののひとつ。
とろ火~弱火の好き、という感じ。
でも、私の「好き」って他人の目には強烈に映ることもあるらしく、そんな客観視を入れると、もしかしたら弱火~中火の「好き」になるのかもしれない。
私がBLに惹かれる理由。
それは「自分の経験と重ね合わせきることができなくて、いらない事を思い出さずに済むから」だと思ってたけど、今朝もうひとつ気づいた。
自分には触れられない世界だからこそ炙り出される「気持ち(悲哀)」があるからだ。
自分が本当は何を思っているのか、思っていたのか。
過去に置いてきたはずの気持ちと、久々の再会を果たしてしまうからだ。
「これ、処分したと思ってたのに、押し入れの奥にまだあったんだ。」みたいな。
だけど、それらの「気持ち」とは真正面から無理矢理対峙させられるわけでもなくて。
芸術鑑賞中に、思いもよらなかったことに気付かされる感覚に近いかも。
自分でも思わぬ箇所が琴線に触れて、悟りと涙で心が浄化されていくあの感じ。
そして、見つけた瞬間には「こんな「気持ち」は、眺め終わったら今度こそ本当に処分するぞ」と思っていたはずなのに。
毎回最後は鍵付きの宝箱に入れて、押し入れの奥にしまうことになるのでした。
いらない事を思い出さなくて済むところ。
それなのに、いつの間にかここまで生きてきた道程は振り返っているところ。
それが私の、BLが好きな理由。
私にとってBLって、アートであり、スピリチュアルであり、安心であり、思い出なのかも。
己がはらんでいる沢山の矛盾を感じさせてくれるもの。
だから、好きだけど、一度に大量摂取ができないんだ。
良かったら読んでみてください。
早く下巻が出てほしい。
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